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リテラシー低くても映画は観たい

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映画「ダヴィンチコード」は何がスゴかったのか?

2006年 アメリカ ロン・ハワード監督作品
主演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ 出演:ジャン・レノ
ダン・ブラウン氏の世界的ベストセラーとなった同名小説を映像化し、大ヒットを記録した作品にして、キリスト教の教義を冒涜する内容としてローマ教会が抗議した問題作。

2006年、世界中を席巻した大ヒット作で日本でも大きな話題になりましたが、この作品を見た日本人の中には「よくわからない」という感想を持った方も多かったようです。

仏教の国であり、無宗教の人も多い日本において「ダヴィンチコード」という作品は馴染みの薄いテーマであっただけに海外ほどの衝撃は無かったようですが、
キリスト教という宗教を知るといかにこの作品が凄まじいものだったのかが分かります。
キリスト教をよく知らない方、宗教に興味が無くてこの映画の魅力が分からなかったという方向けに、自分なりに解説してみようと思います。

世界最大の宗教「キリスト教」とは?

世界三大宗教の一つである「キリスト教」は「ユダヤ教」を起源とした宗教で、仏教やヒンドゥー教のようにたくさんの神様(仏様)が登場する”多神教”とは違い、天地創造から人間を創り出した唯一絶対の1人の神様を崇拝する”一神教”です。

キリスト教の聖典”新約聖書”は世界で最も多く出版されている人類史上最大の超ベストセラー作品。
その内容は”イエス”という一人の人間が生まれてから死ぬまでを描いた伝記であり、イエスによる多くの教えや、弟子たちによる布教活動の記録、予言など、キリスト教の教義を記したもので構成されています。

あれ?イエスって神じゃないの?と思った方がいらっしゃるでしょう。
そう!その疑問こそが映画「ダヴィンチコード」が投げかける、最大のテーマなんです!

ユダヤ教というのは「旧約聖書」で知られる宗教で、イエスが生まれるずっと前の作品です。
「光あれ」と神が天地を想像し、アダムとイヴが生まれ、神の怒りに触れた人間を懲らしめるために「ノアの大洪水」や「ソドムとゴモラ」という二つの都市を焼き滅ぼしたという逸話が有名な物語です。
兄が弟を殺す人類史上初めての殺人事件「カインとアベル」やエジプトの圧政に苦しむ人々を救うため”海を割って”エジプトを脱出する「出エジプト」なども旧約聖書の物語ですね。
神が世界を創り出し、人間が繁栄するまでを描いた超大作です。

イエス・キリストの物語

新約聖書の主人公”イエス”は、マリアという母親から生まれた少年です。
しかし、母のマリアは夫と結婚する前に天使の力によって”処女”のまま受胎しイエスを生みました。
そのためイエスは”神の子”と人々から信じられます。
成長してからのイエスは、ユダヤの神を崇め、神の教えに従い、神の教えを説くためにユダヤの地を放浪する旅に出ます。
彼はゆく先々で病の人々を癒したり、水をワインに変え、ほんのわずかな食料を5000人の群衆に分け与えたり、水の上を歩いたりと、数々の奇跡を起こして多くの信奉者が彼に付き従うようになります。そして人の作った戒律が間違っていると公然と非難しました。
その結果、時の権力者たちは日々拡大していく彼の思想に恐れを抱き、イエスを反逆者として磔にして処刑してしまうのです。
しかしイエスの処刑から3日後、彼は死から蘇り、弟子たちの元に姿を現すと人々はイエスを”神”と讃えます。


歴史上、死から蘇った人間はいません。処女のまま受胎したという人間もいません。
そのためイエスの存在は神格化され、キリスト教においての神となりました。

映画「ダヴィンチコード」

さてようやく本題。映画「ダヴィンチコード」とはどんな映画なのか?について解説していきましょう。

作品のタイトルにもなっている”ダヴィンチ”は世界的に有名な絵画「モナリザ」の制作者”レオナルド・ダ・ヴィンチ”のことです。

映画の主人公である宗教象徴学者の”ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)”は、友人のルーヴル美術館館長の”ソニエール”殺害の嫌疑をかけられますが、彼が死に際に残したメッセージから、名画「モナリザ」に手がかりが残されていることを突き止めます。
そしてダヴィンチが描いた他の名画の中に、キリスト教誕生に関する”暗号”が隠されていることに気づき、キリスト教の謎に迫っていくことになります。
そしてダヴィンチが教会の壁に描いた傑作「最後の晩餐」の中にキリスト教がひた隠しにしてきた恐ろしい真実を見出すことになるのです。

人類永遠のロマン「聖杯伝説」

ダヴィンチコードがテーマにしているのは、古今東西、ありとあらゆる映画や物語の題材にもなっている人類不朽のテーマであり、誰もがずっとその答えを追い求めてきた永遠の謎です。
「聖杯伝説」と呼ばれています。

イエスが磔になった際に彼の血を受けた杯で、神の力を宿した強大な力を持つと信じられている聖遺物です。

聖杯を手にした者は世界を支配する力を手にするとも、永遠の命を手に入れられるともいわれ(映画や小説の中でww)、聖剣エクスカリバーで知られるイギリスの伝説アーサー王やナチスなど、時の権力者たちがこぞってこのスーパーアイテムの行方を追い続けてきました。

しかし、映画ダヴィンチコードが導き出した聖杯の答えは、これまで考えられてきたものとは全く違うものだったのです。

万能の天才 レオナルド・ダ・ヴィンチ

davinch レオナルド・ダ・ヴィンチはモナリザでよく知られたルネサンスの巨匠ですが、現代のテクノロジーにも影響を与えた優れた発明家でもありました。
人体の構造を知るために医学を学び、音楽を愛した音楽家でもあり、建築、木工、機械工学など、ありとあらゆる学問に精通した”万能の哲人”と呼ばれています。
しかしその生涯は孤独で、同時期に活躍した若き天才”ミケランジェロ”や”ラファエロ”が脚光を浴びる陰で、現代ほどの大きな評価は受けていなかったようです。

最後の審判
ミケランジェロ作「最後の審判」
大塚国際美術館にて

ルネサンス期の芸術作品は宗教に関するものが多いですが、それは教会からの依頼によって製作されたものが多いからです。
ダヴィンチも同じく教会からの依頼でいくつか作品を残していますが、この時代の宗教画はどれも登場人物が神々しく、眩しい光を纏い、いわゆる”天使の輪”が頭上に必ず描かれています。
しかしダヴィンチの作品はどれも薄暗く不気味で、天使の輪は描かれていません。

岩窟の聖母
ダヴィンチ作「岩窟の聖母」wikipediaより引用

後世に残っている作品は後に教会からの命令で書き直されたのもや、弟子によって書き足されたものだと言われています。

映画の中でダヴィンチはキリスト教の秘密を守る秘密結社”シオン修道会”の総長だったのではないかと言われています。
発明や暗号に精通した彼は教会からの依頼通りの制作をせず、不可解な暗号を絵画の中に残しました。それは密かにキリスト教の秘密を絵画の中に描こうとしたからではないかと考えられています。

ダヴィンチは絵画の中にいったい何を描こうとしたのか?
その答えが映画や小説の中で語られているのです。

最後の晩餐
大塚国際美術館にて撮影
中学生の時、美術の教科書に「最後の晩餐」の写真が掲載されていて、その時はキリスト教に関する知識が皆無だったので、素朴に「弟子の中に女性がいたのか?」と先生に質問したら「いるわけねぇだろ」と頭ごなしに否定されました。。。
あの時の自分へ「お前は間違ってなかったぞ」

ダヴィンチコードが暴いた聖杯伝説の真実

注:ネタバレです
聖杯には複数の意味があり、先に述べた”イエスが磔になった際にその血を受けた杯”や”イエスが処刑される前夜、弟子たちとともに食卓を囲んだ際にワインをふるまった杯(最後の晩餐)”など、様々な解釈があります。
これまで”聖杯”と呼ばれてきた物はその名の示す通り”カップ”の形をした物体だと信じられてきました。

しかし、ダヴィンチコードで語られた聖杯の真実は、
イエスの子を宿した胚(子宮)
神の子孫を意味しているという衝撃的なものでした。 cup

イエス・キリストとは何者か?

ダヴィンチコードがヒットし、問題視されたのは「イエスは神か?人か?」という疑問を投げかけたことでした。

それまで世界中のキリスト教の信者たちがイエスを神と信じていたのですから、それがただの人間だと言われればそりゃ当然怒ります。

映画の中ではイエスには実は妻がいたと言及されています。
そして密かに子供を設けていたと・・・

イエスの妻とされたのが、弟子のひとりであった”マグダラのマリア”(同じ名前だけどイエスの母とは別人ですよ)
キリスト教が公式には認めていない福音書の中にハッキリと「マリアはイエスの連れ(妻)だった」と書かれていると映画の中では言及されています。
新約聖書の中で彼女は罪深い娼婦と書かれていますが、実は由緒正しい家の生まれで王家の血を引いていたとも言っています。

これの何が問題なのか?
イエスの母は処女のまま受胎し彼を生みました。
にもかかわらず神の子であるイエスが人間の女性と交わり、ひそかに子をもうけていたというのはキリストを神とする教義を揺るがす衝撃的な事実になりえます。
我々と同じように性交渉によって子孫を残すというのが、イエスはただの人間だという証拠になり、
その子孫が生き続けているとすれば、その力(権力)は教会ではなくイエスの子孫に受け継がれるべきだと。
そのため教会はマグダラのマリアを娼婦に貶めたのです。


キリスト教という宗教はイエスの弟子たちが残した福音書(記録)をもとに、後世の信者たちが福音書の内容をかいつまんで一つの作品に組み上げたものです。
その中にはキリスト教の教義に反する都合の悪い部分がカットされたと考えられています。
そしてイエスに子供がいたとなればキリスト教の存在そのものを否定する大問題です。
キリストの血を受け継ぐ子を宿しているかもしれない女性を探し出し、一族を根絶やしにするために魔女狩りと称して、多くの罪なき女性を虐殺したというのが映画「ダヴィンチコード」が描いたキリスト教の真実です。

まだピンとこない?

日本人にとって馴染みのある作品に例えてみましょう。
日本人なら誰もが知っているおとぎ話「桃太郎」 桃太郎 西洋諸国におけるキリストのお話は日本における桃太郎くらいメジャーな作品だと言えるでしょう。
つまり、老若男女知らない人はいないんです。
そして多くの人々がそのお話は実話、イエスキリストは歴史上の人物だと信じています。
つまり、桃太郎という英雄は実在していたという話です。

どうですか?ちょっとワクワクしてきました?

桃から生まれた 桃太郎といえば「桃から生まれた」というのが有名ですね。
「桃から人間が生まれる分けねぇだろ!」と思ったそこのあなた、そうそれ!
イエスの母マリアは”処女のまま妊娠”してイエスを生んでいるんです!
桃から人間が生まれるはずがないのと同じで、処女で妊娠するなんてありえないことなんですよ。
だからイエスは神の子だと信じられているんです。

桃太郎は鬼退治のため鬼ヶ島に行きました。そこで鬼たちが人々から奪った宝を持ち帰りましたよね。
もしそれが実在していたら?徳川埋蔵金のようにどこかに隠されているとしたら?
それが聖杯です。

財宝 強大な富と権力をもたらす財宝を誰も彼もが血眼になって探します。しかし見つからない。それはなぜか・・・?
桃太郎が持ち帰った財宝は、金銀財宝なんかではなく”子宝”だったから・・・

桃太郎も結局は人の子で、普通に恋をして子をもうけ
桃から生まれたなんてことは、彼を神格化するために後から付け足された脚色だった。

まぁ、最後はちょっと無理やりでしたがw
ダヴィンチコードが暴いたキリスト教の真実はざっくりいうとそういうことなんです。

どうでしょうか?
映画「ダヴィンチコード」の魅力が少しでも伝わったでしょうか?
宗教の話となるとちょっと複雑で難しそうと感じるかもしれませんが、超平たく言えば”宝探しアドベンチャー”作品なので、インディージョーンズやナショナルトレジャー、トゥームレイダーが好きな人なら楽しめると思いますよ。

世界最大の宗教であるキリスト教が長らく信じてきたイエスが実はただの人間で、さらにその子孫が生きているという事実。
教会にとって都合の悪い真実をもみ消すため、イエスの子を宿しているかもしれない罪なき多くの女性たちを虐殺したと映画では結論付けています。
キリスト教の信じる神はインチキだと言われているようなものなんで、そりゃローマ教会が憤慨するのも当然ですね。。

今回ご紹介したダヴィンチコードのヒットを受けて、のちに「ダヴィンチコードシリーズ」と呼ばれるようになったロバートラングドンを主人公としたダン・ブラウン氏のアドベンチャー作品もお勧めします。
(本当は「天使と悪魔」がシリーズ1作目ですけどね)
美術や宗教にスポットを当て、様々な歴史的難事件に挑むラングドン教授の活躍が楽しめます。

天使と悪魔

ローマ教皇が死去し、バチカン市国には全国から枢機卿や信徒が集まり、次期ローマ教皇を選出する”コンクラーヴェ”が開催されることとなった。
ハーバード大学のロバート・ラングドン教授は、ある日 欧州原子核研究機構<セルン>の所長からとあるアンビグラムの紋章についての説明を求められる。
その紋章は、同研究所の科学者レオナルド・ヴェトラが何者かによって殺害された際、彼の胸に焼印として押されていたものだった。
レオナルドは最近、核エネルギーを凌駕する反物質の生成に成功しており、その反物質も犯人によって盗まれていたことが判明する。
ラングドンはその紋章を、伝説的な秘密結社・イルミナティのものと断定し、手がかりを求めて殺害されたレオナルドの娘ヴィットリア・ヴェトラとともにローマへと向かう。

一方ローマでは、前教皇の逝去に伴い、新しい教皇を選出する儀式”コンクラーベ”が行われていた。
ローマに到着したラングドンはそこで新教皇の有力候補者4人が揃って失踪している事実を知る。
かつて科学者を弾圧したキリスト教会に復讐するため、1時間に1人ずつ拉致した新教皇の候補者を殺害するという犯行声明がイルミナティを名乗る者から入り、ラングドンは犯人が残した手掛かりをもとに、4人の候補者を救い、盗まれた反物質を発見すべく追跡を開始する。

秘密結社イルミナティにまつわる事件を追うシリーズ第1作目。
ローマの歴史、美術、建造物の蘊蓄や知識などがふんだんに盛り込まれている。
ダヴィンチコードのような歴史の謎に挑むアドベンチャーではありませんが、犯行を阻止するためローマ中を駆け回る手に汗握るサスペンスです。

ロストシンボル

キリスト教の聖杯を巡る事件から数年後。
ロバート・ラングトンは友人でフリーメイソンの三十三階位にある最高幹部の一人ピーター・ソロモンの秘書から、留守番電話にメッセージがあり、急病のためピーターの代役として基調講演をしてくれるよう依頼される。
更に何年も前にピーターから預っていた大切な品も持参するよう求められる。それは封印された小さな箱だった。
ラングドンは講演先であるワシントンD.C.のアメリカ合衆国議会議事堂”国立彫刻ホール”に向かう。

講演開始時間ギリギリに到着したラングドンは慌ててホールに飛び込むが、いつもの日曜日と変わらず観光客が溢れており、講演の準備がされているようには見えずラングドンは当惑する。
そのとき、周囲で騒ぎが起こりラングドンが人だかりの集まる”ロタンダ”に行くとそこには、切断された人間の手首が、天に向けて立てた状態で置かれていた。
手首にはラングドンがよく目にしていたフリーメイソン会員を表す金の指輪が光っており、指には”入れ墨”が刻まれている。ラングドンはそれがピーターのものだと確信し、彼の身になにか起きていることを悟る。

アメリカ建国の最大の謎”フリーメイソン”に迫るシリーズ第3弾。
アメリカの歴史の陰に隠された巨大な陰謀にラングドンが挑みますが、他の作品とは違ってこれといったスッキリする解決を迎えないまま物語が終了します。
ただ、個人的にはラングドンシリーズの中で一番好きな作品です。
U-NEXTにてオリジナルドラマが公開中。

インフェルノ

事件に巻き込まれたラングドンはフィレンツェの病院内で目を覚ます。
なぜ自分がフィレンツェにいるのか、ここ数日の記憶が全くない。
当惑するラングドンに担当医のシエナは記憶喪失に陥っていると説明するが、そこに武装した女が現れラングドンは命を狙われる。
追っ手を逃れてシエナのアパートに逃げたラングドンは、自分の持ち物の中にバイオハザードの記号が刻印された円筒形の容器を発見する。
手がかりを得るため、恐る恐る容器の中を確認すると、中には古い骨で作られた小型のプロジェクターが収められていた。
プロジェクターにはボッティチェリが描いた「地獄図」の画像が記録されていたが、オリジナルにはない奇怪な暗号が散りばめられることに気づき、”CERCA TROVA(探せよ、さらば見つかる)” というメッセージを読み取った二人はヴァサーリが描いた絵画「マルチャーノの戦い」の中に同じ言葉が描かれている事を思い出しヴェッキオ宮殿に向かう。
そこで昨晩、ダンテのデスマスクを見に来たと管理人のマルタに聞かされたラングドンは、デスマスクを見に行くが、展示されているはずの場所からダンテのデスマスクは忽然と消えていた。

同じころ、WHOの事務局長エリザベス・シンスキーは、近い将来、人口爆発により人類は滅亡すると声高に訴える生化学者”ゾブリスト”が人口増加を食い止めるための細菌兵器を世界にばらまくという犯行予告を受け取りその手掛かりを追っていた。
細菌兵器の在処を仲間たちに知らせるためにゾブリストが作った装置、骨で作られたプロジェクターを。

人口爆発がもたらす人類滅亡へのシナリオ。
第1作目の天使と悪魔のように、犯人の残した手掛かりからテロを阻止すべく難事件に挑むクライムサスペンスです。
映画と小説では結末がちょっと違います。

オリジン

ラングドンは元教え子の”カーシュ”が「われわれはどこから来たのか?われわれはどこへ行くのか?」という人類最大の謎を解き明かす発表をするという連絡を受け、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。
しかし発表が始まったその直後、カーシュは何者かの銃撃により命を落とす。
ラングドンは教え子の死を嘆き、カーシュを殺害した犯人と彼が発表しようとしていた真実を公表するため、カーシュが開発した人工知能”ウィンストン”の力を借りて事件の真相に迫る。

ターミネーターに描かれた人類滅亡の未来はもうすぐ目前まで迫っています。
自立型人工知能”AI”の脅威に挑むシリーズ最新作。
印象派の巨匠ポールゴーギャンが描いた「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」をテーマに、これから人類が向かう未来を予見する問題作です。

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