- ホーム
- Gの構成元素
- リテラシー低くても映画は観たい
- 夢に立ち向かう勇気をくれる傑作「コヨーテアグリー」
リテラシー低くても映画は観たい
夢に立ち向かう勇気をくれる傑作「コヨーテアグリー」
2000年公開 監督:デヴィッド・マクナリー 制作:ジェリー・ブラッカイマー
主演:パイパー・ペラーボ 出演:アダム・ガルシア
ニューヨークのイーストビレッジに実在するクラブに着想を得た G・ウェンドコスの脚本を「フラッシュダンス」をはじめ「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどで知られるハリウッドのヒットメーカー ジェリー・ブラッカイマーが製作した青春サクセス・ストーリー。
「コヨーテアグリー・サルーン」は映画での成功を受けて全米やヨーロッパへのチェーン展開をはじめ、日本にも大阪や六本木などに支店が存在します。
あらすじ
ニュージャージー州サウス・アンボイのピザ屋で働くヴァイオレットはソングライターになるためにニューヨークへと旅立った。しかし、引越し早々空き巣の被害にあってしまい金が底をつく。そんな時、ヴァイオレットは偶然入ったダイナー(大衆食堂)で景気よく金を使う女達を見かける。彼女達がクラブ「コヨーテ・アグリー」のバーテンダーだと知ったヴァイオレットは、バーの扉を敲く。しかしそこは、バーテンダーがカウンターで踊りまわる過激なバーだった。
夢を真摯に追い求める大切さと現実に立ち向かう勇気をくれる作品です。
バーで流れる往年のヒット曲やソングライターを目指す主人公が歌う楽曲など、作品を彩る音楽が重要な役割を果たす素敵な映画です。
作中で使用される音楽の多くはグラミー歌手”リアン・ライムス”によるもので、主人公の歌う曲はリアンライムス本人が吹き替えを担当しています。映画のラストにはご本人も本人役で出演。
リアンライムスの楽曲がスバらしくいいのはもちろんですが、
公開当時人気のあったバンド「CALLING」や「VERTICAL HORIZON」などが主人公の対バンのラインナップに実はちょい出演しているのが、個人的にはすごくツボでした。
サウンドトラックが秀逸。音楽映画が好きな方は必見です。
コヨーテ・アグリー サウンドトラック
1. Can’t fight the moonlight (LeAnn Rimes)
2. Please remember (LeAnn Rimes)
3. The right kind of wrong (LeAnn Rimes)
4. But I do love you (LeAnn Rimes)
5. All she wants to do is dance (Don Henley)
6. unbelievable (EMF)
7. The power (SNAP!)
8. Need you tonight (INXS)
9. The Devil Went Down to Georgia (The Charlie Daniels Band)
10. Boom Boom Boom (Rare Blend)
11. Didn’t We Love (Tamara Walker)
12. We Can Get There (Mary Griffin)
関連記事
-
静かなる旅路「クールランニング」
-
小さな偶然が紡ぐ奇跡の音楽「はじまりのうた」
-
カンフーヒーロー ジャッキー・チェン
-
故 ヒースレジャーの名作「ROCK YOU !」
-
弱肉強食「セッション」
-
逆境から勝利をつかめ!「アフリカンダンク」
Gの構成元素 でよく読まれている記事
-
リテラシー低くても映画は観たい
映画「ダヴィンチコード」は何がスゴかったのか?
2006年 アメリカ ロン・ハワード監督作品 主演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ 出演:ジャン・レノ ダン・ブラウン氏の世界的ベストセラーとなった同名小説を映像化し、大ヒットを記録した作品にして、キリスト教の教義を冒涜する内容としてローマ教会が抗議した問題作。 【pri……
-
音楽が無いと生きていけない
世界で一番好きなバンドは「ZI:KILL」です
ロックにはじめて触れた時の感動は今でも鮮明に覚えている。 鮮烈な印象と攻撃的な音の波に心が打ち震えて 今にも走り出したくなるような焦燥感にも似た衝動が胸の奥で沸騰するのを感じた。 意味もなくソワソワして、ジッとしているのが息苦しい。 今思うとそれは 「恋」 したときの感情にスゴク近かった……
-
名古屋系の最高峰「ROUAGE」
-
今更だけど、ヴィジュアル系の魅力について語りたい
-
ホラードラマの金字塔「エコエコアザラク」