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リテラシー低くても映画は観たい
ジプシーの呪い「痩せゆく男」
1996年 トム・ホランド監督作品 主演:ロバートジョンパーク
「キャリー」や「シャイニング」でも知られるアメリカンホラーの巨匠”スティーブン・キング”原作の同名小説を映画化した作品。
あらすじ
肥満体のやり手弁護士ビリーは、ある夜ジプシーの老女を誤って轢き殺してしまう。
ビリーの不注意による事故だったが、顔馴染みの警察署長と判事に頼み込んで事件を揉み消してもらい無実となった。
しかしビリーの前に現れたジプシーの老人が、彼の頬に触れて「痩せてゆく」と呟くと、翌日からビリーは急激に痩せていき、どんなに飲み食いしても体重は減るばかりで次第に衰弱していく。
ビリーはこの原因が先日のジプシーの老人による呪いだと気づき、呪いを解くため彼らの野営するキャンプを襲う。
監督は「チャイルドプレイ」第一作目を制作し、後にホラー映画の制作会社を立ち上げ、自身も俳優業を兼任しているトムホランド。
主演のロバートジョンパークも日本ではあまりメジャーな作品には出演されていないようなので世間的にはあまり知られていない作品かと思われますが、原作がホラーの巨匠スティーブンキングということもあり映画は非常によくできています。
悪いことをすると手痛いしっぺ返しを食らう 単純明快なストーリーでラストにはちょっと意外な結末が待っています。
ホラーという位置づけですが、怖いというよりも怪しく不気味な雰囲気が漂うサスペンスやミステリー的な色の強い作品です。
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