
ゲームは総合芸術だ
ゲームで運動ができる時代
誰が想像したでしょう?自宅にいながらゲームで運動ができる時代がくるなんてことを。
一昔前は不健康の代名詞のような扱いを受けていたTVゲームも、いまや遊びながら健康を維持できるという目まぐるしい進化を遂げています。
昨今のコロナ渦によるテレワーク推進の流れによって、自宅時間が増えたことで運動不足に陥る人が激増。
僕自身もいい年になり、おなか周りが気になってきたので、運動せねばということで自宅にいながら運動できるフィットネスゲームを始めました。
SwitchとVRで発売されているゲームで、僕自身が特に効果が高いと感じた作品をいくつかご紹介。
Switch編
リングフィットアドベンチャー

ガッキーのCMがあまりに有名なNintendoSwitchの代表的フィットネスゲーム。
コロナ渦の影響でしばらく生産が追い付かなかったほどの大ヒットを記録した作品。
ゲームの進行度(ユーザーレベル)に応じて徐々に負荷が増していくスタイルや、トレーニングメニューで敵とバトルするという、ゲーム的要素が強いストーリー展開で、運動嫌いなユーザーでも長く楽しめる ゲームと運動が見事に融合した傑作。
ゲームとして非常によくできているうえ、著名なフィットネストレーナーが監修しているので、効果も期待できる。
日々の運動記録やコンディション記録、気になる部位を重点的に鍛えるトレーニングメニューやユーザー自身でカスタマイズできる機能など、運動・健康重視のユーザーにもうれしい機能が豊富に用意されています。
筋トレメニューが中心なので、しっかり鍛えられます。
Fit Boxing

ボクササイズが自宅でできるリズムゲーム。
一般的なリズムゲームと同様に音楽に合わせてパンチを繰り出すシンプルなゲーム性ですが、最大の特徴は3Dモデルのトレーナーが、懇切丁寧にレクチャー・応援してくれるので楽しく頑張れます。
個人的には運動重視のゲーム内容な気がするので、リズムゲームはおまけみたいな感覚。
自分だけのパーソナルトレーナーができるので「あしたもよろしく」とか言われると、続けないと申し訳ない気持ちになります(;’∀’)
パンチだけでなく、ダッキングやステップ移動など足腰もよく使うので、全身運動ができてかなり疲れます。
鍛えたい部位を意識してきちんとプレイすればかなり効果が期待できると思います。
VR編
Beat Saber

2019年 stream/PSVR 開発:BeatGames
ライトセーバーで飛んでくるブロックを切り落とすリズムゲーム。
手持ちのセンサーでブロックを切り、たまに飛んでくる障害物をよける動作もあるので、意外と全身を使います。
リズムゲームとして非常によくできているので、ゲームを楽しみながら二の腕周りを鍛えられるのはいいかも。
速い曲や手数の多い曲は動きも多くなるので、結構な運動量になります。
Steam、PSVRでプレイ可能。PSVR版はダウンロード版のみ。曲のバリエーションも少ないので、Steam版の方がおススメ。
Creed rise to glory

2018年 stream/PSVR 開発:Survios
映画「ロッキー」の続編として2015年に公開された「クリード:チャンプを継ぐ男」をゲーム化した作品。
プレイヤーは主人公ドニー(クリード)となってチャンピオンを目指して試合に臨みます。
ストーリーモードでは映画に登場するキャラクターたちが敵として登場。ロッキー(スタローン)もジムのトレーナーとして出演するほか、試合やトレーニングが自由に楽しめるFREEモードでは、若かりし頃のロッキー&アポロをプレイアブルキャラクターとして使用できます。
実践同様のボクシングをVRでプレイするので、VRフィットネスの中ではダントツで体力を使う、滝汗確定のハードトレーニングゲームです。
Steam、PSVRでプレイ可能。ただし、PS4のディスク版は日本語非対応なので、輸入盤しかありません。
ジム通いにランニング、筋トレと運動の方法は様々ありますが、運動自体がそんなに好きじゃないと、そんなストイックな方法が合わずにやめてしまう人も多いでしょう。
ゲームクリアという解り易い目標と、自宅にいながら自分のペースでできるという手軽さが、フィットネスゲームの最大のメリットです。
運動嫌いな僕でも1年以上継続できているので、運動が億劫な方は試してみるといいかもしれませんよ。
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