ゲームは総合芸術だ
ソシャゲ名作回顧録④「ダークアベンジャー」
開発:Gamevil iOS/Android
2013年:ダークアベンジャー(サービス終了)
2014~2018年:ダークアベンジャーⅡ(サービス終了)
2019~2020年:ダークアベンジャーⅩ(サービス終了)
スマホで遊べる本格的なベルトスクロール型アクションゲームの先駆けであり、当時の端末の性能の限界に挑戦する、超美麗なグラフィックと、非常にテンポのいい爽快なアクションが楽しめるファンタジー大作。
国産のアクションゲームで有名な白猫プロジェクトよりも1年以上前にリリースされていて、白猫さんとは比べ物にならないくらい高クオリティなハイスペックゲームでした。
白猫の知名度が高すぎて、日本ではイマイチヒットしなかった残念なタイトルでもあります。。
とにかくハイスペック
ダークアベンジャーシリーズの見どころはとにかくハイスペック、ハイクオリティ、美麗グラフィックです。
シリーズ最初の1が発表された2013年当時はまだ、パズドラなど2Dゲームが主流で、スマホで3Dのゲームすら珍しかった時代です。スマホゲームとは思えないくらい細部まで作りこまれた美麗な3Dグラフィックが、コンソールゲームと比べても遜色ないほど滑らかに動くのが何より驚きでした。
ただ・・・
普通にプレイしているだけでも、30分もしないうちに端末が高熱を発します。相当なマシンスペックを使うので、そこそこ高スペックな端末でないと動きませんでした。(日本ユーザーに敬遠されていたのもそのせいかな??)
爽快、軽快なバトル
ゲームの動きが滑らかなので、非常に爽快なバトルが楽しめます。
基本攻撃と3種類のスキルボタンを使い分けるだけの簡単操作。ただ画面をポチポチしているだけでサクサク進みます。 特に難しい操作も必要ないのにド派手な連携攻撃やスキルが発動して、次々と現れる敵をバッタバッタとなぎ倒していくのが気分爽快。
バトルのテンポが良いので退屈しません。
豊富なカスタマイズ機能
シリーズを通してキャラメイクや装備のカスタマイズが豊富なのも特徴。
最新作のXではアバター機能が追加され、自分だけのオリジナルキャラクターを作ることもできました。
武器や防具、アクセサリーにスキルや魔法など、自分のキャラクターをどう成長させていくかでゲームの戦略性も大きく変わります。
スマホゲームでここまで色々できたのは当時のスマホゲームには無い高機能でした。
高スペックゆえに、まともに動かせる端末が限られていたせいか、日本国内ではニッチなゲームだった印象ですが、毎回驚くほどのクオリティで、非常に爽快なアクションを楽しめるダークアベンジャーシリーズは、ゲームクリエイターにとっては創作意欲をくすぐる非常に洗練されたゲームでした。
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