ゲームは総合芸術だ
ソシャゲ名作回顧録③「WAR ROBOTS」
ロシアの開発会社「PIXONIC」より2014年にリリース
多種多様な戦闘ロボットを操作し、敵のチームを撃沈するマルチ対戦型FPSアクション。 WAR ROBOTS 公式サイト
リアルタイムマッチングで6人のチームが編成され、敵のチームと6対6の戦闘が始まります。 左のトラックパッドで機体を移動させ、右のトリガーボタンでぶっ放すだけ!
敵チームのロボットを撃破しながら勝利条件を先に達成したチームの勝利です。
単純明快、爽快で豪快なバトルが楽しめます。
機体を自由にカスタマイズできるのもこのゲームの面白いポイント。 スピード重視、耐久性重視、回復できる機体、空を飛べる機体、光学迷彩で敵の攻撃をかいくぐる機体などなど、ベースとなる機体には各々特殊な機能が備わっているのでベース選びも重要なポイントです。 ショップやガチャで購入した装備を追加したり強化することで自分好みの機体にカスタマイズしていけます。
(カスタマイズにかかる時間と資源がかなりシビア…)
バトルのルールにも種類があり、5つの異なる対戦形式が楽しめます。
【スカーミッシュ】
期間限定で解放される特別な機体を使用して戦える特殊なモードです。
あらかじめ用意された機体なので、プレイヤーのレベルやカスタムに関係ないため、純粋にテクニックで勝負できます。
超強力な機体や武器を使用できるため、自分のロボットのカスタマイズの参考になります。
【フリー・フォー・オール】
チームが無く、参加者全員が敵となるバトルロイヤルモード。
【支配】
マップ上に配置されたビーコンと呼ばれる”エリア”を奪い合うモードです。
制限時間内により多くのビーコンを確保しているチームの勝利となります。
【ビーコンラッシュ】
ビーコンを確保していた時間を競うモードです。敵チームより多くのビーコンを奪い、長く確保することが勝利条件です。
【チームデスマッチ】
その名の通りチーム戦でのデスマッチ。
制限時間内により多くの敵機を撃破したチームの勝利です。
リアルタイムマッチングなので、オンラインのプレイヤーが少ないとマッチングまでかなり待たされます。
ランダムで対戦形式が決められる”クイックマッチ”が一番早いです。
サービス開始から7年。
当初は、ロボットや装備の種類はそれほど多くなく、純粋に機体をカスタマイズするだけでしたが、現在では機能が増え過ぎてカオス状態です。 UI設計がそもそもいけてないので、使い方が分からないものや、何のためにあるのか分からない機能が沢山あります。。。
海外のアプリにしては珍しい”ガチャ”スキームを採用しており、機体や装備類をガチャで獲得できるんですが・・・
強力な機体や装備を有するプレイヤーの無双状態が多発しており、新規ユーザーが参加しにくいレベル感になってしまっています。
マッチングの精度にも難があるので、強すぎるプレイヤーが現れると瞬殺されます。。。 (アプリのレビューを見るとそういったヘイトが散見されます)
まぁ、運用7年にしてのこの惨状を見れば明らかなとおり、ガチャスキームはゲームを壊す代表的な例ですね。。。
類似するロボット対戦型のゲームは現在たくさんありますが、多分WarRobotsが先駆けです。WarRobotsのヒットを受けて類似アプリが数多く登場するようになりました。
純粋にロボット対戦ゲームとしては面白いですし、機体を自由にカスタマイズできるというポイントもゲーマーの心をくすぐりますね。
googleplay Appstore Steam版
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