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読書感想文

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愛娘を殺された父の復讐劇「さまよう刃」

2004年 週刊朝日にて連載 東野圭吾著
2009年 東映により、益子昌一監督、寺尾聰主演で映画化
2014年 韓国で映画化
2021年5月からWOWOWにより、片山慎三監督、竹野内豊主演でテレビドラマ化

会社員・長峰重樹は数年前に妻を亡くし、一人娘の絵摩と二人つつましく暮らしていた。
花火大会に友人たちと出かけたたままなかなか帰宅しない絵摩を心配した長峰は警察へ連絡するのだが、数日後 絵摩が荒川河川敷で死体となって発見される。
悲しみに暮れる長峰の元に、犯人の名と居場所を告げる謎の密告電話があり、長峰は逡巡の末、電話で言われたアパートへ向かった。
留守宅へ上がり込み室内を物色すると、複数のビデオテープが見つかり、何気なくテープを確認すると、そこには絵摩が犯人2人に凌辱されている映像が写っていた。
怒りと絶望に打ち震える長峰。そこに偶然犯人の一人 伴崎敦也が帰宅し、鉢合わせした長峰はとっさに伴崎を殺害する。
死の間際、虫の息の伴崎からもう一人の犯人 菅野快児の潜伏場所を聞き出した長峰は菅野を追って長野へ向かうのだった。
少年犯罪被害者の悲痛の叫び、正義とは一体何なのか、誰が犯人を裁くのか。思いも寄らない結末が待ち受けていた。
wikipediaより引用

ミステリー・サスペンスの巨匠”東野圭吾”によるベストセラー。
たった一人の愛娘を殺害された父の復讐劇。
未成年というだけで法に保護された犯人を誰が裁くのか?
ある日突然愛するものを奪われた父の悲しみと絶望。残虐非道な犯人たちに蹂躙された娘の遺恨。
復讐に燃える父長峰を追う警察と、一人娘を奪われた絶望から犯人を追う長峰、共犯者を殺した長峰の恐怖から逃げ続ける犯人。
三つ巴の逃走劇から目が離せなくなり、一気に読み切ってしまいました。
凄惨な事件の被害者にして殺人者になってしまった長峰に誰もが同情してしまうクライムサスペンスです。

2009年に寺尾聡主演で映画化、2014年には韓国でも映画化され、2021年にはwowwow開局30周年記念作品として竹野内豊主演でドラマ化されています。


映画版

2009年 出演:寺尾聰, 竹野内豊, 伊東四朗 2014年 韓国版

ドラマ版

WOWOWOW 30周年記念ドラマとして制作。主演:竹野内豊

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