
デザイン
【PhotoShop】チャンネルを使った面白い画像加工術②
Photoshopを使い始めてかれこれ10年くらいになりますが、初めてデザイン仕事でフォトショを使った作業は写真の加工でした。(そのためのソフトだし)
使い始めの頃は多彩な機能を使いこなせず、とりあえず使いやすい機能を駆使して何とか対応していましたが、中でも「チャンネルレイヤー」が何のためにあるのかよくわかっていませんでしたが、使い方を覚えるとなかなか便利です。
チャンネルレイヤーを使った画像加工術をご紹介します。
映像っぽくブレた画像
古い映像なんかでたまに見かけるRGBがブレた画像。
photoshopのチャンネルレイヤーを使うと、ものすごく簡単に作れちゃいます。
元画像をコピーして編集用レイヤーを作ります。
元画像を直接編集してしまうと、失敗したときに戻せなくなってしまうので、この手順はクセ付けておくことをお勧めします。 次に編集用レイヤーを選んだ状態で“チャンネルレイヤー”を表示します。(初期状態ではレイヤーと同じ場所にタブで入っているはずですが、表示されていない場合は”メニュー→ウィンドウ”から表示させてください)
初期ではRGBレイヤーがオンになっているので普通に見えます。
RGBどれかのレイヤーを触るとそのレイヤーだけにフォーカスされるので、グレーアウトした画像が表示されます。 どれか1つのチャンネルを選択した状態で全体選択(Ctl+A,⌘+A)して好きな方向に少しだけ移動させましょう。
同じ作業をR,G,B各々のレイヤーすべてに行います。ただし、動かす方向は別々です。
動かす方向と距離はお好きにどうぞ。
RGBレイヤーをオンにするとチャンネルがずれた画像が出来上がります。 これだけでも十分いい感じですが、この画像にさらにボーダーのパターンなどを入れて走査線っぽく加工すると、よりそれっぽくなります。(ポイントはボーダーをややぼかすといいです)
以上完成!
(こちらの画像は、最初に残しておいた元画像の上に半透明やオーバーレイで重ねてブレを抑えつつ少し明るくしました)
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