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音楽が無いと生きていけない

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いい年したオッサンが 「FERN PLANET 」というバンドに恋をした

彼女たちの音楽を聴くと、ロックに初めて触れた時のことを思い出す。
胸の奥がざわついて、意味もなくソワソワしてしまう。
ジッとしているのがもどかしく感じるあの感覚は
”恋”した時のような感情の揺れによく似ている。

ZIKILL以来、そんなバンドに出会うことなんてもうないと思っていたし、
彼ら以上のバンドは絶対に現れないと思っていたのに、
「FERN PLANET」というバンドに出会ってしまった。
前身のバンド「RickRack」の頃に「ソルジャーガールズ」という曲を聞いて、一瞬にして心を奪われた34のオッサン。
(↑こちらはFERNPLANETver.)

サウンドは非常に攻撃的でパンチがあり、ガールズバンドにありがちな可愛さ推しみたいな部分が全く感じられなくて(いい意味で)音圧がしっかりしているので、男性バンドにも引け劣らない迫力がある。
素直にかっこいいと言える正統派なロックという印象を強く感じた。 個人的な意見だけど、女性的な繊細さや愛らしさがロックというある意味暴力的な表現とうまく融合するところに、女性バンドの魅力があると思うんだけど、
そのせいか迫力に欠けてしまうのが女性バンドのウィークポイントだなと個人的には思うワケで―
無理にカッコつけようとして痛々しく見えたり、バンドル路線に走ってみたり、正統派なロックスタイルを貫くのはギャルバンにはハードルが高いんだろうと勝手に想像する。
結局、女性バンドの場合は脱力系というか、緩い感じのロックバンドの方が僕は聞き易い。 だけどFERN PLANETの音楽には、そういった弱弱しさを感じさせない、図太い迫力がきちんと備わっている。

ファンキーでアグレッシブなベースラインが強いビートを生み出しているのでバンドの屋台骨がガッシリ支えられているし、
Vo.SERINAの声が実にロック向きで、女性らしい繊細さに力強さを併せ持った唯一無二の表現力がFERNの曲にマッチしている。
ロックを歌うために生まれてきたのかと思えるほどかっこいい声をしている。
女性バンドでここまでクッキリとロックを体感させてくれるバンドは今までになかったんじゃないかなー(ただ僕が無知なだけとも言える)

これは憶測だけど、
SERINAの音域が男性キーに近いのも強い音圧を生み出している要因なんじゃないかと考察する。
バンドみたいに大きな音を出す楽器にも埋もれないあの迫力は、中音域あたりの聞き取りやすい音が前面に感じられるからこその成せる業なんじゃないだろうか?
(声が低いわけではなくキーが低い。曲によるが、男の僕でも無理すればFERNの曲はなんとなく歌える)

目まぐるしく唸るリードギターをゴリゴリ弾きながら普通に歌っている時点で、凡人には真似できない技術力の高さを持っているし(友人のギタリストが戦々恐々してました)
耳になじみやすい楽曲のセンスの良さと
ストレートながらも独特の感性で世界を紡ぐ詞の表現力が程よく切なくてとてもいい。

劣等星:
そんなにもらったら返さないと悪いじゃないか 劣等星でも誰かの一番星になってみようかな
balloon:
さっき生まれた新しい命もいつかは誰かを愛して 失って傷ついてそれでも明日を生きていくんだ
自己愛ism:
1から10まで懺悔したって間に合わないよ いつだって僕らは足りないものが無いと愛せやしないから
とか秀逸すぎるよね

全てにおいて一流を超えているのが FERN PLANET というバンドだ。
絵も上手だし、背が高くて美人だし、神様はとことん不公平ですな。。。 生きているうちに彼女たちの音楽に出会えたのは幸運だったと心から思う。

東京でのライヴが西に比べるとまだ少ないので、生でお目にかかれる機会が少ないのが残念だが、東京に来てくれた時には極力足を運びたいと思う。
FERN PLANET は絶対に売れる!
このバンドが売れないようなら、日本の音楽なんて聞く価値無い。
FERN PLANET 公式WEBsite https://www.fernpla.net/

僕らのトロイメライ (2019/7.17)

1.ハルシオン
2.摩天楼
3.ともだちロボット報告書
4.絶対相対
5.自己愛ism-ジコアイズム-
6.横顔
2ndミニアルバム。リードナンバー「ハルシオン」「自己愛ism」収録。
どんどん加速していくFernワールド。
スーパーアグレッシブなベースがめちゃくちゃかっこいい「摩天楼」がおススメ。

ソルジャーガールズ

1.ソルジャーガールズ
2.自己愛ism
Fernになってから待ちに待った「ソルジャーガールズ」をついに収録。
「自己愛ism」も珠玉の名曲。限定生産盤のレアアイテム。

stardustbox

1.ナイトエスケープ
2.サテライト・サーチライト
3.ソノサキニアルモノ
4.Lの質疑
5.フォレストネスト
6.劣等星
7.ballOOn
FernPlanet名義での活動開始後初のフルアルバム。
新たな伝説の始まりを告げる傑作。
こんな曲をライブでいとも簡単に演奏できる技術力の高さが半端ない。
ライブ〆にぴったりな「Balloon」は名曲。

今を生きぬく乙女たち

1.アトリエ
2.ソルジャーガールズ
3.迷い星
4.夢追いバク
5.寂しがり病
6.カラフル
全体的に切ないメロディーと詞が特徴的な名盤。
FernPlanet改名以前、RickRackというバンド名で活動していた時代に発表されたアルバム。
キラーチューン「ソルジャーガールズ」収録、個人的には「アトリエ」が最高。


速報

2019年夏 僕の地元でもある北海道のフェスRISINGSUNにRISING★STARとしての出演が決定!!


2019/11/16 FernPlanet 僕らのトロイメライ リリースツアー TOKYO
OA: FAITH W:Amelie @渋谷TSUTAYA ONAIR crest
SETLIST
1.自己愛ism
2.ソルジャーガールズ
3.友達ロボット報告書
4.絶対相対
5.摩天楼
6.サテライトサーチライト
7.アトリエ
8.新曲 不完全ヒーロー
9.イルシオン
encore.Balloon
まさかFAITHとAMELIE同時に見られるとは思ってみもみなかった。
どちらのバンドも最高に盛り上がり、とてもいい形でFERNにバトンタッチ出来た凄いライブでした。
個人的に大好きな「アトリエ」を演ってくれたのに感涙。新曲まで披露してくれて、アンコールでは名曲Ballonが。
もう一曲くらいアンコールさせてほしかったTUTAYAさん・・・


大変悲しいお知らせです・・・・・・
2019/12/06 FernPlanet活動休止。 > 公式:活動休止のお知らせ <

ちょっと・・・ショックがデカすぎてもう・・・
新曲の不完全ヒーローは・・・?
――できれば、ライジングのSUNSTAGEにお二人が立つ姿が見たかった。

でもきっとここで終わりじゃないですね。
2019年は全国を駆け巡ってのライブ三昧の一年でしたから、少し休んで英気を養っていただきたい。
そして新たなステージで活躍するお二人の今後に期待します。
たくさんの感動をありがとう。

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