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リテラシー低くても映画は観たい
映像革命「BLADE」
1999年 日本公開(米公開1998年)
監督:スティーブン・ノリントン 主演:ウェズリースナイプス
マーヴェルコミックの人気作「ブレイド」を映画化した作品。
妊娠中の母がヴァンパイアに襲われ、混血として生まれた主人公”ブレイド”
日光の下を歩けるため”デイ・ウォーカー”と呼ばれる彼は、復讐のためヴァンパイアハンターとなり、組織壊滅のためたった一人孤独な戦いを続ける。
当時”マトリックス”が話題となり、それまで映画では使われていなかった撮影テクニックや、アメリカ映画では珍しいワイヤーアクションなどを取り入れた斬新な映像手法に世界が驚愕した1999年。
マトリックスよりも半年ほど早く公開されたブレイドは、ワイヤーアクションによる迫力のあるアクションシーンを取り入れた先駆け的な作品でもあります。
映画開始5分でブレイドが暴れまわるクラブでの戦闘シーン。
銀弾を撃ち込まれ、刀で切りつけられた肉体が灰になったり、人間を超越したヴァンパイアの身体能力を表現するダイナミックなワイヤーアクションなど、当時初めて見た時の衝撃はマトリックス以上のインパクトがありました。 銀やニンニクが苦手というヴァンパイアの設定は古くからあるものの、これほどまで過激に視覚的表現がなされたのはブレイドが初めてなんじゃないかと思います。
2004年に3作品までが公開されていますが、再映画化が話題となっています。
まだ詳細は明らかになっていませんが、マーヴェルは新作の制作に意欲的なようです。
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