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音楽が無いと生きていけない

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元祖Visual系「BUCK-TICK」

言わずと知れた日本ロック界の頂点に君臨するモンスターバンド。
1987年のメジャーデビュー以降一度もメンバーチェンジを行わず今なお精力的に活動を続けている彼らは、日本のロックシーンにおいてもっとも偉大な功績を残したバンドのひとつと言えるでしょう。 アニメのタイアップや椎名林檎さんとのコラボなど話題は尽きませんね。

ヴィジュアル系の元祖といえばBOOWY というのが定説になっていますがそれについて僕は否定的です。

昨今のヴィジュアル系の多くに共通する”黒服、ゴス”の二大要素をいち早く取り入れ世に広めたのはBUCK-TICKであり、明確な世界観を持った音楽性や視覚的なイメージへのアプローチを図ったパイオニアはやはり彼らだと思います。
1990年発表の『悪の華』前後からゴシックロックに傾倒し始め、常に進化を続けながら、現在のヴィジュアル系の基盤とも言うべき姿を確立させています。

デビュー初期はノリのいいアップテンポでメロディックなパンクっぽさを感じる楽曲が多かったですが、
『JustOnemoreKiss』発表後から、だんだんとアングラな怪しい雰囲気が漂い始めます。

『DarkerthanDarkness』あたりから音楽性がハードになり、徐々にギターノイズが混じり始めます。『SexyStreamLiner』でノイズ音楽が完成系を迎えたようです。
この時期はかなり独特な音楽性にシフトしていた頃なので、聴く人を選ぶ楽曲が多いですね。 この時期の楽曲の魅力に気付かず離れかけたことがありましたが、後になって聞いてみて、なかなか粒ぞろいの名曲が沢山あることに気づきました。

新作を発表するごとに変貌を遂げ、今やデビュー当時の面影は皆無と言ってもいいほどですが、 これほど鮮烈な世界観と異彩を放つアーティストはそう居るものではありません。
『天使のリボルバー』以降、全盛だった頃のメロディックなロックを思わせる楽曲が増えてきているので改めて彼らのカッコ良さを実感しています。 あっちゃんは絶対ヴァンパイアだ。歳取らなすぎ。美しすぎ。

2023年10月19日

バンドのフロントマン”櫻井敦司”さんがライブステージ中に倒れ、搬送先の病院で亡くなられました。
まだ57歳という若さで、あまりにも早すぎる。
訃報の第一報を聞いたときは信じられませんでしたが、今なおメンバーによる活動が続いていることもあり、今現在においても、あっちゃんがもう居ないという現実に実感が伴わないのが正直なところです。
最期までステージの上で歌い続けていたなんて、あっちゃんはまさに「本物のロックスター」です。
今後もBUCKTICKは活動を続けていくそうなので、ずっとずっと彼らの行く末を見届けていきたいと思います。
心よりご冥福をお祈りします。


BUCK-TICK BEST ALBAM

CATALOGUE THE BEST 35th

CATALOGUE1987-2016

1987年のデビューから現在までのシングル、アルバム収録曲を対象にファン投票を行った結果に基づいて収録曲を決定。
デビュー30周年を記念し、レーベルの枠を超えて編纂されたオールタイムベスト。

BT

1987年から1999年までの全シングルと(ほぼ全ての)カップリング曲を集め、各アルバムからも数曲厳選された楽曲を追加した全33曲2枚組のベストアルバム。
CATALOGUE1995の曲はすべて網羅されている。

CATALOGUE1995

1995年時点のシングルコレクション。

殺シノ調ベ

1992年当時のヒット曲の中から厳選した14曲を、新たなアレンジで新録したリミックスベストアルバム。
全曲大胆なアレンジが施されているが、オリジナルの良さが一層際立つ内容になっていて、ベストでありながら名盤といっても差し支えない完成度の高さの一枚。

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