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リテラシー低くても映画は観たい
サンタクロースは実在する!「34丁目の奇跡」
1994年 監督:レス・メイフィールド
1947年にジョージ・シートンによって製作されたクリスマス映画でその後4度リメイクされている作品。
僕にとっては94年の3作めが一番心に残っています。
あらすじ
老舗デパート”コールズ”で働くドリーは、クリスマスイベントのサンタ役として偶然その場に居合わせた”クリス”を起用する。
クリスは自分を本物のサンタだと信じておりドリーは不安を覚えるが、教養深く、子供たちの扱いにも長け、親たちから指示されコールズの売り上げに大きく貢献する。
コールズの買収を企むライバルデパートの”ショッパーズ”の社長ランバーグはクリスにサンタ役を奪われたと訴える男をそそのかして喧嘩を売らせる。
男に中傷されたクリスは思わず杖で男を殴ってしまい逮捕される。
クリスを信じるドリーと娘のスーザンは彼を救うため、ドリーの恋人の弁護士ブライアンに相談を持ち掛ける。
「サンタクロースは実在するのか?」前代未聞の裁判が幕を開ける。
クリスマスイヴの日、サンタクロースを信じる子供たちの愛が奇跡を起こす。
クリスを演じる”リチャード・アッテンボロー”のサンタクロースが秀逸です。
裁判で本物のサンタクロースと認められたもののすぐに姿を消してしまい、本当にクリスが本物のサンタクロースだったのか?という疑問についてハッキリとした答えは出ないまま幕を閉じますが、それがかえって神秘的な雰囲気を演出していて、とてもキレイなラストになっています。
クリスマス時期になると見たくなる素敵な映画です。
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