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コラム「デザイナーの主張」

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ろくでもないデザイナーに引っかからないために

フリーで活動していると、たまに他人の作ったHPの改修依頼を頼まれることがあります。
そしてそういった相談のほとんどが、開発した当人もしくは会社と連絡が取れない。とか、修正依頼を出しているのに全然応じてくれない。とか、ちょっとした修正でも金額が異常に高い。といったケースばかり。
そして実際にサイトのソースを見せてもらうと「コレなんで動いてんの?」て思うくらい複雑怪奇なつくりをしている作った本人にしか解読できない超難解なサイトだったりします。

後々修正や改修でまた自分に発注してもらうためにあえて難しい作りにしているのか、そもそも作り方を解ってなくて適当にやっているのか理由はわかりませんが
安いからと安易に依頼先を決めてしまうと、後々トラブルに発展しかねないので、サイト制作を依頼する際に注意しておくべき大切なことをまとめます。

相場を知る

良心的な会社は具体的な金額を細かく設定し、自身のHPにも記載していることがありますが、多くの場合は目安を提示しているだけで「要相談」となっています。
デザインの場合、制作にかかる時間が規模や内容によって変化するし技術的な面で難易度の高いシステム開発が必要になるとその分料金が高くなったりするので、一概に”いくら”と定義するのが難しいのは事実ですが、それを逆手に法外な料金を請求する会社も中にはあります。
バナーなんてよほど凝った作りにしない限り1時間もあればできてしまいます。
ロゴも何度もリテイクすれば数週間はかかりますが、こだわらなければ1日~3日くらいです。
少し前にニュースにもなってましたが、そう考えるとロゴやバナー一つに云十万円なんて常識的に考えて異常です。お前の時給はいったいいくらなんだ?と。
最初に入社したデザイン事務所ではバナー一つに30分以上かけるなと釘を刺されたものです。

WEBサイト制作の費用として一般的に言われているのは、フルカスタマイズデザインの10P前後のサイトで30~50万円くらい。ECサイトとなると100万円をオーバーしてきます。
wordpressなどCMSのシステムを利用する場合も概ね同じくらいです。

たまに5万円とか謳っている業者もありますが、ああいうのはテンプレートを利用してサイトを作る場合の料金ですね。
テンプレートならちょっと勉強すれば自分でも作れちゃうと思うので、わざわざ依頼するまでもないと思います。

面白いインタラクションのサイトやCMSでも基本機能にないことをしようとすると、その分システム開発費が上乗せされますし、SEOやUX等サイトによる集客UPを狙ったデザインを依頼すると、その分ディレクション費用が加算されたりもします。

完全オリジナルデザインで機能にもこだわるなら、それなりの制作料金がかかるということです。
ちなみに僕の場合はこんな感じです。
僕の場合はゲーム開発は高めに設定しています。
理由は開発中に仕様変更や方針転換など企画の不備によってリテイクが増えるケースが多く、デザインだけでなくプランニング的なディレクションにまで作業が及ぶことが多いためです。
初回の見積金額内では収まりきらない作業量に膨れ上がることがあるため、高めにしています。
金がないならゲーム開発なんて手を出しちゃダメです。

変なデザイナーに依頼する前に相場を確認しておくことを強くお勧めします。
ホームページ制作 費用・料金の相場一覧【2020年改訂版】 ホームページ制作の費用と料金相場【アイミツ】

丸投げしない

解らないからと言ってデザイナーに丸投げしてしまうと、完成サイトをもらってからなんでこうなった?という事態に陥ることがあります。
サイトの制作を依頼する際には、サイトの機能や自分たちで触れる部分、今後どう運用していくのか、計画を立てて事前の確認をしっかりしましょう。

よくあるトラブルとして、wordpressなどを使用したCMSのサイト運用で、ページを増やしたいとか表示項目を変えたいといった場合、テンプレートがそれに対応した作りになっていないと改修に莫大な費用が掛かったり、最悪サイトの作り直しに陥ることがあります。

ちゃんとしたデザイナーは事前の打ち合わせを詳細に行います。
サイトの設計に始まり、デザインのイメージやコンセプト、機能的なすり合わせ、運用時に”出来ることと出来ないこと”の確認をきちんとします。

まず最低限、ワイヤーフレームを出さないデザイナーは危険です。
サイトの運用マニュアルなどもちゃんともらいましょう。

出来上がったサイトに無いデザインや無い機能を追加したり変更するには、改造のための費用が掛かります。
開発開始前にサイトの機能やデザインはしっかり確認しておきましょう。

自分たちも勉強する

解らないを理由に全く勉強しようとしないクライアントさんにも問題はあります。
相場や技術的な知識を全く理解しようとせず、デザイナーに丸投げしておきながら、あとになって料金が高いとか想定した機能になっていないとか文句を言われる方々がいらっしゃいますが――
あえて苦言を呈すれば自業自得です。

WEBサイトの制作には専門知識と技術と時間が必要です。それを他者に依頼するのですからお金がかかって当然です。
面倒でも少しくらいは自分たちも勉強しましょう。

サイトの寿命はおよそ3~5年と言われています。
技術やデザインが古くなってしまうので、いずれはリニューアルを迫られることになります。
しかし、サイトが古いままで放置していたり定期的なメンテナンスをしていないと、最悪サイトが攻撃されるといった被害が発生する可能性もあります。
「作って終わり」というわけにはいきません。

何の知識もなく飛び込めば手痛い洗礼を受けてしまうのはどんな業界も一緒です。
自衛のためにもある程度の知識は身に着けておきましょう。

HPから読み取るろくでもないデザイナーの特徴

デザイナーをWEB検索すると沢山ヒットしますが、多すぎてやっぱり誰に依頼すればいいのかわからないですよね。素敵なサイトを見ると「あ、このひといいかも」って思うかもしれませんがちょっと待ちましょう。
HPからだけでも読み取れる「こいつヤベェ」とわかるデザイナーの特徴があります。

制作実績が無い

制作実績が殆ど掲載されていないポートフォリオサイトがたまにありますが、それはそのまま仕事していないと言い換えて差し支えないと思います。
理由があって公開できない案件を取り扱っているデザイナーもいますが、そういう場合でも制作実績を見せてくださいと依頼すればある程度は出してくれます。
どんな仕事をしているデザイナーなのか判断基準になるので制作実績は見せてもらいましょう。

社員がいない

会社のはずなのに正社員がいない。全部アルバイト。
そういった会社は会社として登記しているだけで、実際は個人事務所なのが実態です。
代表自身がデザイナーでバリバリ仕事している方も多く、優秀な会社はたくさんあるんですが――

中には受けた仕事を外注に丸投げしていたり、アルバイトに任せきりで当人は対外交渉ばかりで全く仕事をしていないというケースがあります。

そうなるとバイトが辞めてしまったり、依頼先の会社が倒産などの理由で作業できなくなると誰も修正できない事態に陥って詰みます。
しかしクライアントにはそういった事実は知らされません。
受注した当人がクライアントには内緒で下請けのまた下請けに修正依頼を出すなど、結果的に中間手数料が上乗せされて料金が高くなっていくというわけです。
そういう会社は少数だと思いたいですがね。。。

更新していない

サイトやSNSなど全く更新がない制作会社はやばいです。
超ー忙しいのかもしれませんが、だいたいは仕事がないので発信することがないのが実情。
特に会社の顔ともいえるHPの更新がないのは致命的でしょう。

明らかなテンプレートサイト

最近は実績を登録するだけでポートフォリオを作れるサービスが増えてきました。
テンプレート自体が非常に綺麗にできているのでデザイン実績も素敵に見えるんですが、逆を言えばそういうデザイナーは「自分でサイトを作れない」可能性もあります。
自身の実力を証明するためのポートフォリオを他人のサービスに委ねてしまうというのはプロとしていかがなものなのか。と個人的には思うのですが、まぁたしかにオサレで軽快なんですよね。
テンプレートをそのまま使っているデザイナーは紙などグラフィックしかやったことがない人の可能性も高いので、そういう方にサイトの制作を依頼する場合は何ができる人なのか事前にしっかり確認しておきましょう。

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