
イギリスにやってきて、恋しく思うものの一つが”お風呂”です。
湯に浸かりたいッ!
なんせレジデンスのシャワーはまるで棺桶かってくらい、人間一人がギリ立てる狭い空間でバスタブもないので、本当にただ体を洗うだけです。
一応、イギリスのご家庭でもバスタブくらいはあるみたいですが、家賃の安いレジデンスにはそんな高級な設備は無いわけで・・・
―ということで、お湯に浸かれる温泉のような場所は無いのか?と探してみたところ、ありました。
その名も”Bath(バース)” はい、まんまの地名です。。
日本では映画にもなった人気漫画「テルマエロマエ」で古代ローマのお風呂文化は何となく知られていますが
バースはローマ支配下に温泉地として発展した街で、イギリスでありながら今もローマ様式の建物と街並みが美しく残る人気の観光スポットです。
ただまぁ、温泉地として有名ではありますが、実際には温泉施設の遺跡が残っているだけで、湯に浸かることはできません。
「メサ・バース」という温泉施設はあるものの、入館料が信じられないくらい高額なので、日本からの貧乏留学生には手が出ません。。。
バースはイギリス国内でも有名な観光名所なんですが、せっかく行ってもお風呂に入れないならさほど興味をそそられないなぁーと感じてしまい、近くに何かないのかと検索したところ、バースの近くに「アーサー王伝説」で有名な「GrastongBury(グラストンベリー)」があることを知りました。
前回グラストンベリーを訪れましたが、旅の拠点をバースに構えたので今日は一日バース観光Dayです。
グラストンベリーからバースに戻る
グラストンベリーからバースに戻ると、町はすっかり真っ暗。
ずっと移動でお昼のフィッシュアンドチップス以降はまったく食べていなかったので、ホステル近くで食事をとってから、チェックインしたのが9時ごろ。そのままシャワーを浴びて就寝しました。
イギリスに来てからというもの、イギリス国内の旅行では通常のホテルは高額なので、ゲストハウスやホステルに宿泊することが多くなりました。特にバースは観光地として有名なのでホステルでも割高。
1部屋に2~3段ベッドがぎっしり詰めこまれているルームシェアのような部屋で、トイレ・シャワーも共用。運がよければ各ベッドにカーテンがついていますが、ベッドだけでただ寝るだけの施設も結構あります。
部屋にトイレとシャワーが一体化しているユニットバスがついている部屋だと誰かが使用していると使えないので、部屋と分離しているタイプを選ぶようにしていますが、イギリスは水回りの衛生状態がアレなので、日本の綺麗な環境に慣れている身にとっては精神的にしんどかったりします。。。日本にも同じような施設はありますが、日本のホステルに比べれば雲泥の差と言わざるを得ませんね。。
日本との時間差が8時間もあるので、時差ぼけに慣れるのに1か月くらいかかりましたが、おかげでイギリスに来てからは超朝型人間になってしまいました。いつも5時くらいに起きて夜10時には就寝する生活。
この日もいつもと変わらず10時くらいには就寝しました。
冬時間の始まり
旅先でもかわらず、いつも朝5時くらいには目が覚めてしまいますが、チェックアウトしてもお店もやっていないので、2時間くらいはホテルの中で暇をつぶすしかありません。
ただ、今朝は目が覚めるとなんだかまだ時間が早い。腕時計はもう7時なのにスマホの時計はまだ6時。
すっかり忘れていたのですが、イギリスでは10月最後の日曜日を最後にサマータイムが終了して、冬時間に戻って時計が1時間遅くなります。
つまりサマータイム最後の日は1時間寝坊できるってことです。そういえば電車の予約の時に注意書きが出ていたような気が。。。
なんとかホテルのベッドの中でやり過ごし、朝7時にチェックアウトしました。そのまま帰りの電車の時間を確認するため駅に行くと、やっぱり早い。
まだお店もあかない早朝なので、のんびりバースの街を散歩します。
バースの街を散策
パルトニー橋

バースの街を横断するエイボン川に架かる橋で、バースを象徴するランドマーク的な橋。
橋が架かる手前の水路が段差のついた堰になっていて、水の流れる音がダイナミックに周囲をにぎわせています。
橋の両側の建物がお店になっているので、橋の上にお店がある珍しい構造の橋として有名です。
ローマン・バース

バース一番の観光スポット「ローマン・バース」はユネスコ世界遺産にも登録されている古代ローマ時代の巨大浴場跡。
建物は約2000年前に造られたもので、大浴場や神殿の跡がほぼ完全な状態で現存している大変希少な博物館です。
未だにお湯が沸き出ていて、中の浴場にはお湯が貯まっていますが、入浴できる施設ではないので眺めるだけです。


バースの街は古代ローマにタイムスリップしたような古い石造りの建物で街全体が作られていて、古い建物をそのまま利用したお店や施設がたくさんありました。
現代と古代ローマが共存する街並みは、時間がゆっくり長ているような不思議な感覚がありました。オシャレでかわいらしい町並みを見ながら、何もせずぶらぶらするだけでも楽しい場所です。
観光地なので比較的綺麗に整備されているし、食事をとれる場所やお土産屋さん、雑貨屋さんもたくさんあって、お買い物だけでも時間を忘れてしまいます。
2000年も前に建造された建物が今も現存しているというのにロマンを感じますね。 
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